愛知県犬山市の造園屋 株式会社ニワ暮ラフト

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庭づくりブログ
2022.10.20

庭のリフォーム工事

秋の剪定シーズンですが、合間を縫って庭のリフォーム工事を行いました。

↑施工前です。庭木は伐採されており、切り株がいくつか残っていました。

今回は、切り株を抜根→きれいに整地→低木と下草を植栽→砂利を敷く という内容の工事です。 

まずはミニユンボを入れて抜根です。土を落とさないと処分場で引き取ってもらえないので、しっかりと土を落とします。

そして、私たちの得意技、「チェーンブロック」です。ミニユンボしか入れない現場で重たい石を動かすときにはこれが大活躍です。

このメインの庭石が大きすぎるので、石を小さく見せたいというご希望で、同じ場所で30cm程下へ沈めることになりました。 まず横へ動かし、ユンボで大きな穴を掘って、また戻します。三又という3本足の外へ石が出てしまうと倒れてしまうので、慎重に移動させます。

すきとって残土を外へ出し、整地します。ところで、黄色い水糸が見えますか?

この基準の糸を基準にして、敷地の真ん中あたりは5cm下がり、敷地の両端は10cm下がりというように水勾配を付けます。工事の内容としては比較的簡単な工事ではありますが、こうした整地をきちんと丁寧に行います。

大きくならずに、ハチが来ない植物をご希望でしたので、出来るだけ花の目立たないものを選んで植栽です。今回は大理石の砂利を使用するので、コルジリネ(紫色)などの観葉植物も使用しました。

排水マスも増設しました。散水栓への水道管もありましたので、水道パイプを迂回させました。こうした簡単な水道工事や排水工事も造園屋の仕事です。 雨の後に速やかに排水されるように、このマスに向かって整地します。


防草シートを敷きます。このように飛び石などがあると、かなり手間がかかりますが、手を抜かずに丁寧に行います。

砂利敷きです。今回はビアンコカララという、イタリア産の大理石の砂利です。

↑施工前です。もともと御影石の砂利が敷いてありましたが、ガラッと雰囲気を変えて明るくしたいというご希望で、たくさんの砂利の中から選んでいただき、サンプルを2種類比べて、このビアンコカララをチョイスされました。

施工後です。カレックスやコルジリネなどのシュシュっとした植物と大理石の白い砂利がマッチしています。もともと大きな松などがあり持て余していたようで、サラッとした小ぶりな植栽と、すっきりとした砂利にとても喜んでいただけました。

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