なかなか造園屋さんや庭師さんを見つけるのは難しいようで、10月~12月はどこの業者さんも予定がいっぱいです。 これはニワ暮ラフトも同様です。
我々は「剪定シーズン」といいますが、
そこで、またそれなりに技術のありそうな庭師さんを紹介してもらったり、調べてお電話しても、ほとんどは秋から年内は無理だよ。年明けどころか3月にならないと行けないよと言われるケースが多くあります。
そんなに忙しいなら人を増やしたらどうかと思われるかもしれませんが、剪定シーズンにあたる1年の3分の1くらいは人手が欲しいのですが、それ以外のシーズンは職人を抱えていても給料を払うのに困ってしまうのでなかなか庭師さんは増えていきません。
そういうわけで、9月~12月は毎年の常連さんで埋まってしまっている以上、ご新規様は1月~8月に受付することになります。
その中でも新緑のシーズンにあたる4~5月は新芽も柔らかく、切ってもすぐに芽吹いてくるので少ないと言えます。新芽が出る前の3月後半までか、新芽が伸びきって葉が固くなってくる6月になると、もじゃもじゃ枝が繁ってくるのでご依頼が増えてきます。
金額の目安は毎年剪定のお客様は1人工(庭師が一人で1日作業する作業量)とゴミ代含めて32,000円+消費税です(2025年2月現在)。
数年ぶりの剪定でがっつり枝ゴミが出る場合は、別途ごみの追加分をいただきます。
おおよそ100kgで3000円くらいのゴミの運搬処分費がかかります。
数年ぶりの剪定は↑のような感じで、ゴミがたっぷり出ます。
庭木は1年剪定しないと翌年は2倍、さらに翌年は幹や枝も太くなってさらに勢いを増します。毎年剪定すると幹や枝が太くなりにくく、勢いも抑えられ、切る枝の量も少なくてすみます。
ニワ暮ラフトの剪定の特徴は、松やマキなどもきちんと行いますが、生垣を定規を当てたようにまっすぐ刈り込みます。 当たり前のようですが、真っすぐなものは真っすぐに、丸いものは丸くきちんとやっている庭師さんはかなり少ないです。
例えば↑のラカンマキの生垣は、40年ちかく幅を維持しています。
ブロックからはみ出ていないのがお分かりでしょうか?
多くの生垣は、毎年刈り込んでいながらブロックや境界から大きくはみ出しています。
かならず去年の切り口まで刈り込むことを意識しないと、1センチでも甘いと毎年両側に1センチずつ、30年で60cmも幅が太くなり、境界から越境し、圧迫感のある太った生垣になりまう。かといって、切り込むと、葉っぱが1枚もなくなって丸裸になって庭の中が丸見えということになります。
細かいところにも技術や知識がたくさん詰まっています。だれでもサッパリ切れそうですが、とても奥深いのが剪定です。 きちんと手入れしたい方は、ぜひご相談ください。