BEFORE
AFTER
石畳で足元に景色をつくり、植栽で高木、低木、下草と階層的に緑をあしらっていくことで、広く見えるように。
シマトネリコは枝の切り戻しと透かし剪定をして残しました。
また、フェンスの下に御影石の延石を並べ、少しだけ奥の土を高くしました。ちょっとだけ奥が高くなるだけで、足元の一つ一つの草花や下草が際立ってきます。
狭いということは、一見するとデメリットのようでありますが、限られた予算を注ぎ込むことができ、クオリティの高い空間を作りやすいです。
また、水やりや草抜きなど手入れが行き届き、家事や仕事の合間のちょっとした時間でもきれいな庭を維持することができるなど、大きなメリットがあります。
BEFORE
AFTER
ウッドフェンスと植栽や石畳との相性はバツグン。
さわやかな緑と暖色系の石とウッドという鉄板のナチュラルトリオである。右の写真は完成後2年経過したもの。木々が成長し、石畳は落ち着いた色合いに変化してきました。
ご提案時パース
施工面積は15㎡程と狭いスペースではあるが、南も西も隣接して立て込んだ住宅街において、光や風、緑を暮らしに取り込むために、建築の南西の角を面取りして確保された貴重なスペースである。ウッドデッキとウッドフェンスは施工してあった。シマトネリコが一本だけ植えられており、大きくなりすぎていた。シンボルツリー1本と砂利敷きというよくある構成であるが、毎日眺めるには少し味気ない。シマトネリコは常緑樹で目隠しにはなるが、変化に乏しい。四季の移ろいが楽しめ、花も育てられるような庭にしたい。車庫側の前庭が和風なので、中庭は自然で少し洋風な雰囲気にしたいという要望を、小さな三角スペースに落とし込んだ。