生活空間が窓の外まで広がっているような、住まいのうちと外がつながるような空間・雰囲気作り。中にいながら外にいるような、外にいながら中とつながるような、そんなライフスタイルがいいですよね。私たちはそんな住まいの造園・外構を手がける専門業者として、お施主さんの希望や、住宅設計の意図を汲み取り、住まいの外側をトータルにデザインします。また完全に塀で囲むクローズドスタイルよりも、ウッドフェンスや植栽で抜け感を調整しながら程よく囲む、スタイルを得意としています。図面上でしっかりデザインを検討した上で、実際に配置してみて、ウッドデッキに座ったり、家の中に入らせていただきながら、人が感じるちょうどいい感じに調整していきます。

コハウチワカエデやアオダモなどの高木に、ミツバツツジ、マルバノキなど中低木を組み合わせ、足元には下草を植え、階層的な植生を作ります。伸びてもお互いに枝が喧嘩しないように、枝の向きや傾きを調整しながら、あたかも元から生えていたかのように寄せ植えします。足元に石畳を作るとより自然で住まいがその土地に根付いたような雰囲気になります。茂り具合や、石の量を減らしてスッキリ見せることもできますし、緑の重なりを増やし、景石を添えると趣のある雰囲気にもなります。

庭ができて感じるのは、光の心地よさ。芝生や石、ウッドデッキなどに移り込む木漏れ日はなんて心が休まるのでしょう。枝葉の間を抜ける風も心地よい。自然素材を使い、高木を上手に植えることで、自然のやさしさに包まれているような穏やかな気持ちになります。一般的な南側の庭は必ず影の面を見ていることになりますが、西側の庭はとても素晴らしい。お昼くらいから光が入り出し、どんどん表情が変わっていきます。今は熱線を遮る機能的な窓がありますので、西側の庭の素晴らしさをぜひ体験してください。

和風の庭の魅力は、静けさや奥ゆかしさを感じさせる落ち着いた佇まいにあります。そんな和の庭は、さりげなく、しかし細部まで手間を惜しまずに作り込みたい。予算には限りがあるので、広い庭では予算が分散してなかなか完成度が上がらないことがありますが、小さなスペースの方が背景、足元も景色、濡れ緑等まで、全体に手をかけることができます。私たちニワ暮ラフトの庭造りのベースになっているスタイルは和であり、雑木を使った自然風や輸入石材や海外の植物を用いる場合においても、修行時代に和風の庭作りで身につけたものが幹部にあります。

庭でバーベキューをしたり、芝生で遊んだり、プールを出したり、家族や友人と遊んでみたい。子供を外で思い切り遊ばせたい。庭で遊べる空間、過ごせる空間になっていると、家での過ごし方がぐっと広がります。家の中では子供たちになかなか見せ場がないお父さんも、虫や日差しが苦手なお母さんに変わって、芝刈りをしたりバーベキューの準備、薪を割ったりなど見せ場が増えます。プライベート空間と、開放感のバランスが家の中には無い心地いい空間につながります。

土を耕したり、種をまいたり、苗を育てる。その後も注意深く見守り、病害虫をやっつけたり、草を抜いたり、水をやったり。忙しい日常だからこそ、無心になれるこういった時間も楽しい。健全に育てることはやってみると思っていた以上に難しいし、学ぶことが多い。自然や季節のサイクル、生命の循環や土の大切さが見えてくる。手間がかかるからこそ、花が咲くと嬉しいし、収穫の喜びは大きい。ニワ暮ラフトでは、菜園や花壇づくり、土の配達や土壌改良も行っています。

スポットライトで木々を照らしたり、ポールライトで足元を照らしたり、数個取り付けるだけで実用性はもちろん、夜の雰囲気がよくなります。