ショベルカーやクレーンが使えない現場で、重たい庭石や庭木を動かしたい。
そんなときは「チェーンブロック」が大活躍です。↑オレンジ色の道具です。三又という3本足を開いて、交点からチェーンブロックをぶら下げます。手前は足場用の単管パイプを用いた三又で、最大つり上げ荷重1トンのチェーンブロックが付いています。
手前の石(500kg)くらいは軽々持ち上がります。
奥の石は1t強あるので、丸太の三又に最大1.5tのチェーンブロックを付けています。
このように石を立てることもできます。ワイヤーの位置を数センチ変えることで、石の傾きを調整することができます。
こうして石の配置や傾きを微調整しながら、石を組んでいきます。
↑のように、植栽を前後にあしらうことで、奥行きや自然な雰囲気が生まれ、グッと庭らしくなりました。
このようにクレーンや重機が使えなくても、三又とチェーンブロックが使用できれば重たい庭石や沓脱石などを動かしたり据え付けることができます。
こうした庭づくりはもちろん、庭石を移動させたい、沓脱石を据えたい、庭石を撤去したい、といった庭石に関するご相談も、ぜひお気軽にお問合せください。