今日は一日中、こちらの黒松の剪定をしました。おそらく樹齢150年~200年以上の立派な松です。
ところで、松には黒松と赤松があるのをご存じですか?
幹の色を見れば一目瞭然。↑が黒松、↓が赤松です。
黒松は段々に枝を仕立て、庭の主役としてドンと良い位置に配置することが多いですが、赤松は幹越しに向こう側の庭や風景を愉しめるように、下枝のない美しい幹肌のものを窓のすぐ近くに植えたりします。
赤松はこのように美しい幹と、柔らかい枝ぶりが見どころです。実際に葉を素手で触ってみると、黒松はチクチクと痛いですが、赤松の葉は柔らかくて痛くありません。
最近は、黒松を植えることは少ないですが、赤松は野趣のある里山の雰囲気を愉しみたい方に人気があります。1本だけ植えるよりも、写真のように2~3本を組み合わせると自然な木立の雰囲気が生まれます。
↑の赤松は弊社の植木畑にありますので、赤松を使った庭を作りたいという方はお気軽にご相談ください。